日本橋へ


13〜4年前になると思うのだが、富良野に旅行に行った時、新富良野プリンスホテルに隣接するニングルテラスに立ち寄った。
ドラマ北の国からでも登場するのだが、小説家の倉本聰氏がプロデュースした森だ。
そこで、森の楽団という小さな木の人形をつくている高木誠さんという作家さんに出会った。
なんとも暖かい木彫りの人形たちが、楽器を奏でている姿が表現されている。
それ以来、我が家は高木さんのファンで、幾つかの人形を家に飾らせてもらっている。
その高木さんから招待状が届いた・・・・押し花作家の杉野宣雄さんの展覧会にコラボ作品を出展するというもので、日本橋三越で開催される。
実は、2年前も同じ展覧会があり、息子と二人で高木さんに会いに行き、3人しか残っていなかった人形の2人の里親にさせていただいた。
今年は、息子は予定が合わずに行けなかったのだが、ブルースを連れて・・・と言ってもドライブだけなのだが・・・・日本橋まで高木さんに会いに行ってきた。
温もりのある人形の雰囲気はそのままで、しかし、確実に進化し続けている・・・・凄い。
高木さんは、いつもの笑顔で人形のこと、富良野のこと、熱心にお話ししてくれた。
「ボクの作品は器なんです。富良野の景色や思い出、ボクがこの子たち(人形たち)に込める心、それをこの子たちが皆さんのところに運んでくれて、皆さんとボクが繋がっている・・・この子たちは、そんな器なんです。」
と優しく語ってくれた。
http://www.kuramotoso.jp/ver02/shop/blog/gakudan/takagi-2/

こんな機会がないと、高木さんの人形は手に入らない・・・・今回も二人の子たちの里親にさせていただいた。
車に戻ると、ブルースが熟睡を邪魔されて眠そうにしていた・・・・やっぱりマイペース。
静かに待っていてくれたのだろう・・・もうすぐ、2回目のワクチン、お散歩デビューまでもう少し。
街はもうクリスマス・・・なんだかとても早い。
1年間頑張ったから・・・自分へのクリスマスプレゼントは、高木さんの思いのいっぱい入った人形たちになった。
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